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歌い手どっとねっと。

MIX

8.カラオケMIXで良く使う6つのエフェクト

mix_effect.jpg

歌ってみたのカラオケMIXでは、

合わせるのはオケボーカルだけです。

 

 

 

なので、カラオケMIXで使うエフェクトも、

ほとんどボーカルにかけるものになります。

 

 

 

 

この回では、カラオケMIXで使うエフェクトを幾つか紹介します。

 

 

それぞれのエフェクターの操作方法についての説明はしません。

 

 

エフェクトを、カラオケMIXでどう使うかの説明をします。

 

 

 

紹介するエフェクトは次の6つです。

 

  1. コーラス
  2. ディエッサー
  3. エキサイター
  4. エキスパンダー
  5. テープサチュレーション
  6. リミッター

 

 

 

 

コーラス(Chorus)

chorus.jpg

(Cubase標準のChorusプラグイン)

 

コーラスのエフェクトは、

ディレイやリバーブのような効果に似ています。

 

 

 

元々の音源を左右に広がるような感じに、ふわっとさせて、

空間の広がりを作ることができます。

 

 

パラメータを変えることで、

複数人で歌っているような効果も作ることができます。

 

 

 

ボーカルに使う場合は、

ハモリコーラス広がりを強くしたい場合や、

複数で歌っているような感じを出したい時に使います。

 

 

 

ただし、多くの人が使っているので、

ちょっとマンネリ感があるかもしれません。

 

 

 

 

ディエッサー(DeEsser)

DeEsser.jpg

(Cubase標準のDeEsserプラグイン)

 

ディエッサーは、

言葉を出す時に出るこすれるような音取り除くのに使います。

 

 

こすれるような音とは、

さ行の歌詞を発音する時に、歯の間から空気が強くもれる音です。

(歯擦音といいます)

 

 

 

ボーカルでは使わなくて済む場合も多いです。

 

 

 

ですが、子音を強く発音する歌い方をしている場合は、

聞いていてあまり痛い音にならないようにするために、使用します。

 

 

 

 

後で説明する、

エキサイター歌を目立たせたりした後にも、

逆にその子音を柔らかくするために使ったりします。

 

 

 

 

エキサイター(Exciter)

exciter.jpg

digitalfishphones社のDominion

 

エキサイターは、エンハンサーと呼ばれることもあります。

 

 

エキサイターは、音をジャリッとさせて目立たせるエフェクターです。

 

 

 

ボーカルの音埋もれて目立たない時などに使います。

 

 

 

ハモリコーラスを奥の方に抑えたものの、

もう少し存在感が欲しい、などの場合に使います。

 

 

 

エキサイターを使うと、今度はさ行が強く出てしまうことがあります。

 

 

そういう場合は、上で説明したディエッサーで抑えましょう。

 

 

 

 

エキスパンダー(Expander)

expander.jpg

(Cubase標準のプラグイン)

 

エキスパンダーは、コンプレッサーと逆の働きをするエフェクターです。

 

 

簡単に言うと、音の足りない所げたを履かせて、音量感を上げます。

 

 

コンプレッサーと同じで、スレッショルドのパラメーターがあります。

 

 

 

コンプレッサーは、スレッショルド以上の音圧縮しますが、

エキスパンダーは、スレッショルド以上の音大きく(増幅)します。

 

 

 

スレッショルド以下の音カットされるので、

ノイズをとるためのノイズゲートとして使うこともあります。

 

 

 

 

テープサチュレーション(Tape Saturation)

tape.jpg

varietyofsoundTesslaPRO mkII

 

テープサチュレーションは、

元の音にテープで流した時のような暖かみを加えるエフェクターです。

 

 

 

音がデジタルになったことで、ハキハキし過ぎてる音に対して、

少し厚みを加えます。

 

 

 

ボーカルだと、音に少し迫力が足りないな、という時に、

暖かみというよりは、迫力を付け足すために使います。

 

 

 

また、少し歪みが出るので、

その歪みが欲しいときに使ったりします。

 

 

 

 

リミッター(Limiter)

limiter.jpg

(yohngW1Limiter)

 

リミッターは、ボーカルに使うものではありませんが、

カラオケMIXでも良く使うプラグインなので、紹介しておきます。

 

 

 

リミッターは、コンプレッサーに似た機能のプラグインです。

(マキシマイザーともいいます)

 

 

 

リミッターは、ミックスダウンした音源を簡易マスタリングする時に使います。

 
 

 

音量レベルを振り切らずに、

楽曲の音圧を上げるのに使います。

 

 

 

機能的には、コンプレッサーのレシオ∞固定にしたもの、

と考えればいいです。

 

 

レシオが∞なので、音量レベルが振り切りません。

 

 

 

そのまま、スレッショルドを下げていくことで、

音圧を上げていくことができます。

 

 

 

ただし、あんまり音圧をあげると、

全体的にのっぺりした、音が大きいだけの音楽になってしまうので注意しましょう。

 

 

 

 

 

 

以上でよく使うエフェクトの説明は終わりです。

さて、次回からは、動画と音源を合わせる方法を説明していきたいと思います。

 

 

次回> かんたんな動画のダウンロードの仕方

 

 

 

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MIX   2013/12/12   WebMaster
タグ:MIX

7.良いMIXをするための6つの心がけ

mix_kokorogake.jpg

 

今回はMIXで心がけることについてお話します。

 

 

 

MIXをしていると、どうしてもエフェクト

色々いじってしまいがちになります。

 

 

 

自分で作りたい音が良く分からなくなって、

あちこちのパラメータをいじったり、

エフェクトを使い過ぎたりして、

あさっての方向へ行ってしまうことがあります。

 

 

 

MIXをする時には、次のことを心がけると良いです。

 

  1. シンプルな設定で良い音を作る。
  2. オケとボーカルを流して、どこをどうしたいか最初にまとめる。
  3. もともとの歌のニュアンスを活かす。
  4. MIXでは音量調節を一番大切にする。
  5. リードボーカルとオケだけで充分聴けるようにする。
  6. ディレイ・リバーブは一番最後にする。

 

 

 

シンプルな設定で良い音を作る。

kamihikouki.jpg

 

MIXは魔法ではありません。

もともと魅力のある歌を、より魅力的にする方法です。

 

 

おおもとの音と歌が良ければ、

MIXではかなりシンプルエフェクトと設定で、

充分歌を良くできます。

 

 

逆に最初から歌に魅力がなければ、

いくらMIXで魅力的にしようとしても、やっぱりダメです。

 

 

 

オートチューンのような音程修正のプラグインは、

良いテイクより良くするために使うもので、

ダメなものごまかすために使うわけではありません。

 

 

エフェクターを沢山入れても、パラメーターを沢山いじっても、

悪くはなっても、良くはなりません。

 

 

ごちゃごちゃになってしまったら、一端全部エフェクトを抜いて、

最初から見直してみた方が効果的です。

 

 

MIX全体の設定が、できるだけシンプルになるように心がけましょう。

 

 

 

オケとボーカルを流して、どこをどうしたいか最初にまとめる。

note_hane.jpg

 

一番最初に音源を聴いた時印象は大切です。

 

 

オケとボーカルを流してみて、

どこをどうしたいか最初にまとめることをオススメします。

 

 

 

「最初の入りが良いから、そこを活かしたい」とか

「Bメロが弱いから、少し前に出したい」とか

最初にまとめておくことで、その曲をどう聴かせたいのか、

自分の中でもまとまります。

 

 

また、途中で色々やり過ぎてしまった時に、

最初どうしたかったのか、振り返ることができます。

 

 

 

簡単でいいので、メモなんかを取っておくと良いでしょう。

 

 

 

もともとの歌のニュアンスを活かす。

mirror.jpg

 

MIXは、もともとの歌活かすものです。

 

 

曲の中で、歌でここをこう表現したいというのが伝わってくる部分を、

より分かりやすく魅力的にすることが大切です。

 

 

歌でサビでの盛り上がりを意識して

Aメロを抑えて歌っているのが伝わってくるなら、

そのニュアンスを変えないようにしましょう。

 

 

 

おおもとのニュアンスを変えずに、

歌を聴く側には分かりやすく伝わるようにします。

 

 

もとの歌のニュアンスを殺してしまうようなMIXはNGです。

 

 

 

 

MIXでは音量調節を一番大切にする。

mixer_light.jpg

 

MIXで一番大切なのは、音量調節です。

 

 

音量調節がきちんとできていれば他はどうでもいい

と極論する人もいます。

 

 

それは極論ですが、

でもMIXでは音量調節が8割後の効果が2割

くらいに考えて良いと思います。

 

 

そのくらい大切です。

 

 

音量調節は、コンプレッサーエンベロープ書き(音量書き)でやりますが、

イコライザをいじると、音量感が変わるので、

そこも注意しましょう。

 

 

 

 

リードボーカルとオケだけで充分聴けるようにする。

pool.jpg

 

歌ってみたのMIXでは、

リードボーカルから手をつけましょう。

 

 

リードボーカルオケだけで、充分聴けるようにします。

 

 

その時に使うエフェクターは、

基本、コンプレッサーイコライザだけです。

 

 

 

他のエフェクトは、リードボーカルオケだけ流しても、

充分音源として聴ける状態にしてから使います。

 

 

ハモリパートなど、他のパートをMIXする時にも言える事ですが、

オケとその音一本だけを流しても、充分聴ける状態にします。

 

 

 

ハモリやコーラスは、ごまかすために使ってはいけません。

リードボーカル一本で聴いても良い音なら、

ハモリを付ければもっと良くなります。

 

 

 

 

ディレイ・リバーブは一番最後にする。

overthe.jpg

 

ディレイリバーブのエフェクトは、一番最後につけます。

 

 

リードボーカル一本で聴いても良い音にするのと同じように、

ディレイ・リバーブなしで聴いても充分良い音に仕上げます。

 

 

そうすることで、最後にディレイ・リバーブをかけた時に、

音の良さ最大になります。

 

 

MIXでは、ディレイやリバーブは、

最後のちょっとした飾り付けみたいなものです。

 

 

もちろん特殊な楽曲では、極端なイコライジングや、

極端なリバーブを使ったりしますが、

それも、もともと通常の楽曲で良い音が作れる基礎があってこそです。

 

 

決して、ディレイやリバーブの効果に逃げないようにしましょう。

 

 

「あれ、そういえばディレイとリバーブまだかけてなかった。」

 

 

と忘れられるくらい、他のMIX部分で仕上げておくと良いですね。

 

 

 

 

まとめ

note.jpg

 

MIXは最初のうちはごちゃごちゃになりやすいので、

できるだけシンプルになるようにMIXしましょう。

 

 

ボーカル一本ずつが、

そのまま聞いても充分良い音になるようにしてから次へ進めば、

あまり迷うこともありません。

 

 

最後に全体のバランスを整えるようにします。

 

 

 

 

 

さて、今回は以上です。

次回は、MIXで良く使う他の幾つかのエフェクターについて、かんたんにお話します。

 

>次回 カラオケMIXで良く使う6つのエフェクト

 

 

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MIX   2013/12/10   WebMaster
タグ:MIX

WaveToneで曲のテンポを調べる

WaveToneを使って曲のテンポを調べてみましょう。

 

 

テンポを調べるだけならば、結構簡単です。

 

まず、曲のファイル(mp3かwaveファイル)を、

WaveToneの上にドラッグ&ドロップします。

 

 

すると、

 

wavetone_setting.jpg

 

この画面が開きます。

 

 

とりあえず設定項目無視して、

赤枠の解析をクリックします。

 

 

すると、曲のデータが解析され、大きな画面が開きます。

 

ただし、ここで注意ですが、

解析後に開いた画面にある下の二つの場所は、

曲のbpmを示している訳ではありません。

(この二つはとりあえず無視しましょう)

 

 

wavetone_notbpm.jpg

 

 

 

曲のテンポはここではなく、

メニューの「解析」から「テンポ解析」を開いたところにあります。

 

 

tempo_tab.jpg

 

 

 

上の赤枠の部分です。

ここをクリックすると、下の画面が開きます。

 

 

tempo_bpm.jpg

 

 

三つの赤枠がありますが、上のABの二つより先に、

下の★の付いている赤枠を見てください。

 

ここに曲のBPMが出ています。

 

 

ここで曲のテンポ確認できます。

 

 

 

上の二つの部分ですが、

WaveToneのアプリは、テンポを計算するのに、

曲の中で音量変化がある部分から計算しているのだと思います。

 

 

なので、Bの赤枠の部分は、

その音量変化から計算されたBPMを図で表示しています。

 

 

Aの赤枠の部分は、

曲のテンポの確認のために、

ユーザーが曲を再生しながらテンポを刻んで確認した値が出ます。

 

 

どんなアプリでも間違った値が出る可能性はあるので、

この機能が付いているのでしょう。

 

 

一端、曲のテンポをテンポ解析で確認して、

その後きちんと再生しながら確認して、曲のテンポ(bpm)を使いましょう。

 

 

 

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MIX   2013/12/06   WebMaster
タグ:ソフト , MIX

6.かんたんなディレイとリバーブのかけ方

waku_reverb.jpg

この回では、

簡単なディレイリバーブのかけ方

について説明します。

 

 

 

 

 

 

気を付けておきたいことですが、

MIXの最初ディレイリバーブをかけないようにしましょう。

 
 
 

ボーカル一本だけでも、イコライザコンプレッサーで、

十分聞いてて気持ちいい状態に仕上げるのが大切です。

 

 

 

ディレイリバーブ(まとめて空間系のエフェクトという)は、

ボーカルへの最後の色付けです。

 

 

では、その最後の色付けをしていきましょう。

 

 

 

 

ディレイとリバーブの専用トラック

tumiki.jpg

 

 

ディレイリバーブを使う時は、専用のトラックを使います。

 

 

これは、オーディオトラックとは違うもので、

FXチャンネルという名前が付いています。

 

 

 

初めての時は、

オーディオトラックディレイリバーブ

インサートしてしまうことがありますね。

 

 

 

これを、FXチャンネルとして分けて、

そこにセンド(Send)を使って、

ボーカルの音を流してあげます。

 

 

 

FXチャンネルは、

ディレイに1つリバーブに1つ使います。

 

 

 

なぜなら、ディレイにもリバーブをかけるからです。

 

delayreverb_send.jpg

 

こんな感じになるようにセンドを設定します。

 

 

 

 

 

ディレイは最初はテンポと音符で

onpukids.jpg

 

 

ディレイをかけるのに、最初はとまどうと思います。

 

ディレイのプラグインには、

ディレイ長さms(ミリセカンド)で設定するものが多いからです。

(ディレイの長さをディレイタイムといいます)

 

 

ディレイの長さは、

曲のテンポ音符の長さ(四分音符とか八分音符とか)から計算します。

 

 

 

最初はディレイの効果を色々試した方が良いです。

なので、最初のうちは、ディレイタイムを設定するものではなくて、

曲のテンポ(bpm)音符の種類選択するものを使うと良いです。

 

 

 

delay_exp.jpg

 

 

例えば、このディレイ(Twin Delay)では、

下の赤枠の部分曲のテンポを設定して、

上の二つの赤枠の部分音符を設定しています。

 

 

設定すると、勝手にディレイタイムを計算してくれます。

 

 

 

ここで、曲のテンポ(bpm)を調べる必要が出てきます。

 

 

曲のテンポは有名な曲だと、

結構、google検索で「曲名 bpm」と入れると、出てきたりします。

 

 

例えば「からくりピエロ bpm」と入れて検索すると、

コードウィキ(Chord Wiki)が出てきます。

 

 

 

これで出てこないようなら、

曲のテンポを調べるアプリを使うと良いです。

 

 

例えば、WaveTonemp3waveファイルの曲を分析するソフトです。

 

 

このアプリに音楽ファイルドラッグ&ドロップして、

曲のテンポを調べることができます。

 

 

使い方は、こちらの記事で説明していますので、参考にしてください。

 

 

 

 

 

ディレイの時間の計算方法

01.jpg

 

 

ディレイのプラグインでディレイタイムを設定する時の単位は、

ms(ミリセカンド)です。

 

 

ディレイタイム計算式に基づいて出します。

 

 

ですが、ぶっちゃけ、いちいち計算するのは面倒なので、

ディレイタイム計算機を使うのがいいです。

 

 

 

一応、計算式は、

 

60 ÷ テンポ(bpm) × 【各音符の値】 × 1000

 

計算します。

 

 

【各音符の値】は下の表からあてはめます。

 

全音符  4
二分音符  2
四分音符  1
八分音符  0.5
十六分音符  0.25
三連二分音符  1.333...
三連四分音符  0.666...
三連八分音符  0.333...
三連一六分音符  0.166...
付点二分音符  3
付点四分音符  1.5
付点八分音符  0.75
付点一六分音符  0.375

 

 

 

 

 

リバーブはシンプルに

auphone.jpg

 

特殊な楽曲は別ですが、

基本的にリバーブシンプルなものを選びます。

 

 

シンプルなリバーブの種類の名前は、

多くのリバーブのプラグインで同じです。

 

  • プレートリバーブ(Plate)
  • ホールリバーブ(Hall)

 

二種類あたりが、シンプルで使いやすいです。

 

 

 

リバーブは、「かかってるかな~」、というのが分かるくらいで充分です。

 

 

reverb_exp.jpg

 

 

これはCubaseに付属しているRoomWorksというリバーブです。

 

 

目安ですが、リバーブには大体Size(サイズ)というパラメーターがあります。

 

 

サイズが小さいリバーブは、

ちょっと長めにかけてもいいでしょう。

 

 

サイズが大きいリバーブは、

リバーブタイムは短くして使いましょう。

 

 

 

そして、ディレイとリバーブの専用トラックでも話しましたが、

ディレイにもリバーブをかけてあげます。

 

 

 

そうすることで、全体のリバーブが1つになって、

まとまった感じになります。

 

 

 

 

 

 

 

今回は以上です。

今回までで一応カラオケMIXの基本はおしまいです。

次回は、MIXをする時に心がけておくと良い事、をお話します。

 

 

>次回 良いMIXをするための6つの心がけ

 

 

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MIX   2013/12/06   WebMaster
タグ:DAW , MIX

5.イコライジングのかんたんレシピ

waku_eq.jpg

今回は、MIXのイコライジングを説明します。

 

 

 

歌ってみたカラオケMIXでは、

オケは既にあるので、

ボーカルへのイコライザだけ考えます。

 

 

 

イコライジングは、最初のうちは、

どんな音にしたいのか自分で上手くイメージできないと思います。

 

 

自分でMIXを繰り返していくうちに、

自分の中でイメージが出来上がってくるので、

色々試してみると良いです。

 

 

他の方のMIXをやってみるのも、凄く勉強になります。

 

より客観的になれるので、学ぶことが多いです。

 

 

 

 

 

ボーカルの色々な帯域と成分

mixer4.jpg

 

 

ボーカルの声質によって、やはり違いはありますが、

それでもこういうは大体このあたり、

というセオリーがあります。

 

 

 

  • 200hz

 

男っぽい感じのする声の帯域です。

女性ボーカルの場合、これ以下の帯域を削っても、

あまり大きな変化はありません。

 

 

 

低音の主張の強い男性ボーカルの場合、

きちんと残しておいた方が声の感じが生きます。

 

 

 

  • 800hz

 

ボーカルの芯の音がこのあたりにあります。

声量が大きい人は、歌の主張の強すぎる部分を抑えるために、

ここを少し削ります。

 

 

削り過ぎると、声に厚みがなくなってしまうので注意しましょう。

 

 

 

  • 1khz

 

音の中心点と言われています。

人の耳が一番敏感に感じとるのが、ここの音です。

 

ボーカルをくっきりさせたい時に、ここを少し持ち上げます。

 

 

 

  • 2khz

 

ボーカルのキラキラした感じがこのあたりにあります。

ボーカルのと言ってもいいでしょうか。

 

 

 

歌詞分かりやすさを調整するためにも使います。

歌詞聞き取りにくい時などは、ここをちょっとだけ持ち上げます。

 

 

 

  • 8khzより上

 

ボーカルの空気感(サラサラした感じ)がこのあたりにあります。

 

 

ボーカルの子音の音6k~10kあたりにあります。

透明感の強いボーカルを作る場合は、

これ以降は上げることが多いです。

 

 

 

 

 

ボーカルのイコライザ例

book.jpg

 

ボーカルのイコライザは、男女によって結構違います。

 

 

女性ボーカルの場合は、元々の状態でも良く聞こえるので、

あまりいじる必要はありません。

少し低音をけずって、抜けを良くすれば充分な場合は多いです。

 

 

例えばこんな感じです。

 

eq_girl.jpg

 

これはCubaseに付属しているStudioEQというイコライザです。

 

 

100hz以下を削って、10khz以上を少し持ち上げています。

 

6khzは歌詞の聞き取りやすさと、高音成分を増しています。

 

 

 

男性ボーカルの場合は、

イコライジングで声の印象が変わりやすいです。

 

 

基本的には、女性ボーカルとやることは同じなのですが、

オケの中埋もれがちになるので、

細かい調整が必要になることが多いです。

 

 

 

男性ボーカルの例を挙げておきましょう。

 

eq_boy.jpg

 

 

これは、空気感を強くする例です。

低音をかなりごっそり削っています。

 

 

200hzあたりから下を削っているので、

かなりボーカルがサラっとした、ソフトな感じになります。

(もちろんボーカルの質にもよりますが)

 

 

8khzより上で、空気感を強くしています。

 

800hzは、芯の主張の強すぎる部分を少し抑えています。

 

 

 

eq_lyrics.jpg

 

 

歌詞聞き取り難い場合は、

さらに2khzを少し持ち上げてあげます。

 

 

 

男性ボーカルは、

これでも聞き取り難い場合があります。

 

 

本来、男性ボーカルの場合は、

オケの方かぶってしまう帯域にある楽器を、

オケ作成の時に少し奥の方にします。

 

 

しかし、ボカロ曲はボカロが大体女性ボーカルです。

 

 

 

なので、カラオケMIXの場合は、

オケの方に少しイコライザをかけてあげます。

 

 

どのあたりが被っているのかは、

実際にオケと合わせてみないと分かりません。

 

 

オケボーカルを流しながら、

オケの帯域500hzから1khzくらいの間を、

狭く浅く探ります。

 

eq_oke.jpg

 

 

こんな感じに。

 

 

そして、ボーカルの聞こえが良くなる所を、

ほんの少しだけ(1~2dB)削ってあげます。

 

 

 

これで大体埋もれがちなボーカルに対処できます。

 

 

まだ埋もれるようなら、

別の所(コンプレッサーや音量書き)を見直してみましょう。

 

 

 

 

 

男女ボーカルの帯域の違い

tile.jpg

 

男女でボーカルの帯域には大きくがあります。

大体声の帯域はこんな感じです。

 

 

 

男性ボーカル

  • 低音部分 200hz~500hz
  • 中心部分 500hz~2khz
  • 高音部分 2kHzより上

 

 

■女性ボーカル

  • 低音部分 500hz~1khz
  • 中心部分 1khz~4khz
  • 高音部分 4khzより上

 

 

実際にこれらの部分をイコライザでいじると分かります。

 

 

 

 

イコライザでの音の探り方

serch.jpg

 

イコライジングをしていると、ボーカルの音を探ることが多いです。

 

実際の探り方を説明します。

 

 

 

ボーカルの、キンキンする聞いていて辛い部分を探す場合。

 

 

eq_confirm.jpg

 

 

こんな感じで、狭い帯域大きく持ち上げて、

これを左右にずらしながら、耳が痛い音の場所を探ります。

 

 

 

また、歌詞聞こえ方や、声の中心点を探る場合は。

 

eq_confirm2.jpg

 

 

逆に他の帯域を下げて探ると探しやすいです。

これも左右にずらして探ってください。

 

 

他の帯域をカットする機能が付いているイコライザもありますが、

このStudioEQにはついていないので、

ここでは手動で設定しています。

 

 

 

 

まとめ

pencil.jpg

 

 

イコライジングは、

 

  • オケの中で歌を聞きやすくするため
  • 声の印象を曲に合わせるため

 

に使います。

 

 

最初のうちは色々試行錯誤しながら、色々な帯域をいじってみてください。

 

そのうち、どう変化するか分かるようになります。

 

 

によって、ボーカルによって、

どう聞こえるのがいいのか

 

  • 気持ちよく聞かせたい
  • カッコよく聞かせたい
  • ソフトに聞かせたい
  • 爽やかに聞かせたい

 

を考えましょう。

 

 

イメージを持てるようになったら、後はイメージに近づけていきましょう。

 

 

 

 

さて、今回は以上です。

 

次回はディレイとリバーブのお話を少ししたいと思います。

 

 

>次回 かんたんなディレイとリバーブのかけ方

 

 

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MIX   2013/12/04   WebMaster
タグ:DAW , MIX

4.コンプレッサーのパラメータの意味が知りたい!2

waku_compresser.jpg

 

前回に引き続き、コンプレッサーパラメーターについて説明します。

 

前回は、

 

  • Threshold(スレッショルド)
  • Ratio(レシオ)
  • Attack(アタック)

 

について説明しました。

 

 

今回は、残りの4つのパラメーターについて説明します。

 

 

 

comp_param2_explain.jpg

 

 

赤枠の部分4つのパラメーターですね。

 

中でも、アナリシスはちょっと特殊です。

他のコンプレッサーではあまり見かけないと思いますが、

一応説明します。

 

 

Knee(ニー)については、最後に補足的に説明します。

 

 

 

Make-Up(メイクアップ/Gain【ゲイン】)

angel.jpg

 

メイクアップは、出力音量を上げるパラメーターです。

 

コンプレッサーをかけると、

一端スレッショルドより上の音小さくなります。

 

 

小さくなった音全体的に大きくするのがメイクアップです。

 

単位は、スレッショルドと同じdB(デシベル)です。

 

 

実際に波形を見てみましょう。

 

comp_param2_makeup.jpg

 

左側が、元々の波形です。

右側が、左側の音楽にコンプレッサーをかけた後波形です。

 

コンプレッサーをかけるとこのように、音量が小さくなるので、

その分メイクアップ音量を大きくしてあげます。

 

例えば、右側の波形メイクアップ5dBにして大きくしてみましょう。

 

comp_param2_makeup2.jpg

 

かなり大きくなりましたね。

 

こんな感じで、ボーカルの音源の場合なら、

ボーカルの存在感が増します。

 

 

ただし、メイクアップ大きくなり過ぎないように気を付けましょう。

 

comp_param2_makeup3.jpg

 

こんな感じになってしまわないように。

 

 

 

Release(リリース)

compo.jpg

 

リリースは、

 

音量がスレッショルドを下回ったときの、

コンプレッサーかかり終わりを遅くする

 

パラメーターです。

 

 

少し分かりにくいですね。

 

 

を使って説明します。下の図を見てください。

 

comp_param2_release_model.jpg

 

波形に入ってくる黒い横線スレッショルドです。

 

コンプレッサーは、①の部分かかり始めます。

 

 

そして、②の時音量がスレッショルド以下になるので、

コンプレッサーかけ終わっていい?

というタイミングになります。

 

 

そこで、リリースを使って、

このくらいの時間はまだコンプレッサーをかけ続けて!

とお願いするわけです。

 

 

リリース設定した分だけ、

コンプレッサーがかかり続けることになります。

 

 

ちなみに、リリース単位ms(ミリセカンド)です。

 

 

では、リリースはどのように使うのでしょうか?

 

 

 

リリースの決め方

cuttingmat.jpg

 

リリースは、細かくいじっても、あまり劇的な変化はありません。

 

なので、割と自然に聞こえるあたりを選んでおけば、基本的には問題ありません。

 

 

Autoのスイッチを使っても良いでしょう。

 

(ちなみにAutoは、自動でリリースを決めるということです)

 

 

しかし、リリース短くし過ぎたり、長くし過ぎると変な音になってしまいます。

 

この音を具体的に説明するのは難しいので、実際に音源を聴いてみましょう。

 

 

ep_57_61_release10.wav

 

こちらは、リリースを10msに設定したキーボード音源です。

 

 

リリースが短すぎると、音の印象フワフワした感じになります。

 

奥に引っ込んだり前に出てきたりという感じになっていますね。

 

 

ep_57_61_release1000.wav

 

こちらは、リリースを1000msに設定した音源です。

先ほどの音源と比べると、音が平べったくなっているのが分かります。

 

 

リリースが長すぎると、ずっとコンプレッサーかかり続けてしまいます。

 

 

最初は、不自然な感じにならない程度のリリースを設定しましょう。

 

 

 

Hold(ホールド)

stop.jpg

 

ホールドは、コンプレッサーのかかり始めに、

今からこれだけコンプレッサーをかけ続ける

ということを決めるパラメーターです。

 

 

あまり他のコンプレッサーでは見かけないかもしれません。

 

 

このパラメーターはリリース機能的には似ています。

 

 

下の図を見てください。

 

comp_param2_hold_model.jpg

 

リリースの時に使った図に似ていますね。

リリースは、かかり終わりを遅らせるパラメーターでした。

 

 

対して、ホールドは、のコンプレッサーのかかり始めの時に、

 

この時間だけコンプレッサーをかけ続けるように!

 

と指定するパラメーターです。

 

ちなみにこちらの単位ms(ミリセカンド)です。

 

 

 

ホールドの決め方

cuttingmat2.jpg

 

最初、ホールド0ms固定で、リリースの設定を変えるようにした方が良いと思います。

 

もし、ホールドを使う場合は、リリースとの組み合わせに気を付けましょう。

 

 

リリースを短か目設定しても、波形によっては、ホールド指定した分だけかかり続けてしまいます。

 

逆に、ホールド最低(0ms)にしていても、リリースの設定が正しければ大丈夫です。

 

しかし、ホールドも長すぎれば、変な音になってしまうので気を付けましょう。

 

こちらも音源を載せておきます。

 

 

ep_57_61_hold0.wav

 

こちらはホールド0msに設定したキーボード音源です。

リリースは783msです。

 

あまりフワフワした印象がないのは、リリースを設定してあるからですね。

 

 

ep_57_61_hold5000.wav

 

こちらは、ホールド5000msに設定した音源です。

 

聴いてみて分かると思いますが、極端にのっぺりしています。

 

 

ホールドも長く設定し過ぎると、平坦になってしまうので、注意しましょう。

 

 

 

Analysis(アナリシス)

comp_param2_analysis.jpg

 

アナリシスのパラメーターはちょっと特殊です。

他のコンプレッサーにはほとんどないと思います。

 

 

アナリシスを説明する前に、こちらの2つを説明します。

 

  • Peak(ピーク) : 波形のデータのまま音量
  • RMS : 波形を流した時に実際に聞こえる音音量

 

実際には、実測値とかなんとか、難しい計算をするみたいですが、

理解はこの形で良いと思います。

 

 

では戻って、アナリシスを説明します。

 

 

アナリシスは、

 

コンプレッサー

Peak(ピーク)基づいてかける

RMS基づいてかける

 

を決めるパラメーターです。

 

 

言い換えると、

 

コンプレッサー

波形のデータの音量に基づいてかけるか

実際に聞こえている音量に基づいてかけるか

 

ということになります。

 

アナリシス0近ければ近いほど、Peak(波形のデータ音量)に基づきます。

 

アナリシス100近ければ近いほど、RMS(実際に聞こえる音量)に基づきます。

 

 

とはいえ、これはどちらでも正直、さほど変わらないでしょう。

 

 

歌ってみたカラオケMIXであれば、アナリシス0か100かのどちらか統一しておけば良いと思います。

 

こちらも実際に音源で比較してみましょう。

 

 

ep_57_61_analysispeak.wav

ep_57_61_analysisrms.wav

 

 

上の方が、アナリシスを0に設定した、

Peakに基づいてコンプレッサーをかけたものです。

 

下の方が、アナリシスを100に設定した、

RMSに基づいてコンプレッサーをかけたものです。

 

 

ほとんど違い感じないのではないでしょうか。

 

 

 

Soft Knee(ソフトニー)

comp_param2_knee.jpg

 

最後に補足としてソフトニーを説明します。

ソフトニーはここではパラメーターではなく、スイッチです。

 

 

上の画面赤枠の部分にスイッチがあります。

 

 

ソフトニーオンにすると、

コンプレッサーのかかり方柔らかくなります。

 

comp_param2_softknee.jpg

 

ソフトニーのスイッチをオフにした状態が左側です。

 

音量スレッショルドに届いた時に、すぐにコンプレッサーがかかります。

 

ソフトニーのスイッチをオンにすると、右側のようになります。

 

音量スレッショルドに届く前から、緩やかにコンプレッサーがかかります。

 

歌ってみたカラオケMIXで、ボーカルを扱う場合は、ソフトニーオンにしておきましょう。

 

指定したスレッショルドよりも、

ちょっと早くコンプレッサーがかかり始めますが、

かかり柔らかくなり、ボーカル自然な感じにかかります。

 

 

 

まとめ

note.jpg

 

Make-Up(メイクアップ)は、

 

コンプレッサーで一度小さくなった音を調整するために、

出力音量を上げる

 

パラメーターです。

 

 

Release(リリース)は、

 

音量がスレッショルドを下回ったときの、

コンプレッサーのかかり終わりを遅くする

 

パラメーターです。

 

 

Hold(ホールド)は、

 

コンプレッサーのかかり始めに、

今からこれだけコンプレッサーをかけ続けると指定する

 

パラメーターです。

 

 

Analysis(アナリシス)は、

 

コンプレッサーを、波形のデータ音量に基づいて(Peak)かけるか

実際に聞こえる音量に基づいて(RMS)かけるかを指定する

 

パラメーターです。

 

 

SoftKnee(ソフトニー)は、

 

コンプレッサーのかかりを、柔らかくする

 

スイッチです。

 

 

前回も書きましたが、色々なパラメーターをいじるコンプレッサーですが、

できるだけシンプルに使いましょう。

 

 

が分からなくなって、あまりごちゃごちゃ設定をいじると、

余計分からなくなってしまいます。

 

 

シンプルな設定で良い音を作る!

 

というのがMIXの大事な所です。

 

 

では、今回はここまでです。お疲れさまでした。

次回は、イコライジングについて少し説明したいと思います。

 

 

>次回 イコライジングのかんたんレシピ

 

 

 

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MIX   2013/12/02   WebMaster
タグ:DAW , MIX

3.コンプレッサーのパラメータの意味が知りたい!

waku_compresser.jpg

 

 

今回はコンプレッサーパラメーターについて説明します。

コンプレッサーの基本的な効果を知りたい人は、こちらの記事へどうぞ。

 

 

コンプレッサーのパラメーターは、初心者には難しいですね。

 

コンプレッサーを理解するために、この回では、次の三つのパラメータの説明をします。

 

 

この他に、Release(リリース)Make-Up(メイクアップ/Gainともいう)などのパラメーターがありますが、上の三つが特に大切なので、まずそこを扱います。

 

使うプラグイン(DAWで使う機能)によって、コンプレッサーの画面や、パラメーターの名前が少し違ったりしますが、基本的には同じです。

 

 

今回は、Cubaseに付属しているコンプレッサーを使って

説明したいと思います。

 

comp_param_explain.jpg

 

このコンプレッサーですね。

今回扱うのは、赤枠で囲われている部分です。

 

 

 

 

Threshold(スレッショルド)

cuttingmat.jpg

 

スレッショルドは、コンプレッサーで、

この音以上の音量の音にコンプレッサーをかけたい、

という、音のある大きさのことです。

 

もう少し平たく言うと、

この音量より大きな音を小さくします!

 

と、と決める”この音量”のことをいいます。

 

 

次の波形を見てください。

 

comp_param_thre.jpg

 

この波形は、前の部分と後ろの部分で音の大きさが大きく違います。

例えば、前の部分に合わせて、後ろの音の音量を合わせたいとします。

 

その場合は、前の部分の一番上の音量の部分を、スレッショルドに指定します。

 

つまり、赤い線のあたりスレッショルドにします。

 

 

スレッショルドの単位は、db(デシベル)なのですが、ここではデシベルの意味が分からなくても平気です。

 

ちなみに、上の波形では、前の部分の最大音量は、スレッショルドでは、-6.5dbくらいでした。

 

 

 

Threshold(スレッショルド)の決め方

comp_param_thre_2.jpg

 

スレッショルドを決める時は、「どの部分を基準にして音量を揃えたいか」をまず決めます。

 

comp_param_thre.jpg

 

上は、ひとつ前の「スレッショルド」での説明で使った画像です。

この場合、前半の音の小さな部分を基準にして、後ろの音量を合わせたいということになります。

 

そしてその上で、楽曲や録音したボーカルをかけながら、次の二つのメーターを見ます。

 

  • IN(入力の音量)
  • GR(ゲインリダクション)

 

INのメーターには、再生している楽曲の音量が出ます。

GRのメーターには、コンプレッサーがどのくらいかかっているかが出ます。

 

Cubaseのコンプレッサーでは、上の画像のの赤枠の所が、IN(入力の音量)です。

の赤枠の部分が、GR(ゲインリダクション/コンプレッサーのかかり具合)です。

 

 

先ほどの波形で言えば、前半部分の所をかけながら、INのメーター一番大きな音量の所あたりをスレッショルドに指定します。

 

すると、音の大きくなるところで、少しGRのメーターが下に向かって伸びると思います。

メーターが伸びているということはコンプレッサーがかかってしまっています。

ですので、その状態で、GRのメーターが伸びないギリギリの所をスレッショルドに指定します。

 

こうすることで、スレッショルドが決められます。

 

スレッショルドを決める上では、「どの音に合わせたいか」は凄く大切です。

自分が聴いていて、バランスが良く聞こえる音を中心にスレッショルドを決めましょう。

 

 

 

Ratio(レシオ)

rocktex.jpg

 

レシオは、スレッショルドよりも大きな音を、どのくらい小さくするか、ということを示す値です。

 

これは、単純に分数です。

 

レシオ1にすると、1/1なので、音は小さくなりません。

レシオ2にすると、1/2なので、音は半分の大きさになります。

レシオ3にすると、1/3になります。

 

ちなみに∞(無限)に設定すると、スレッショルド以上の音にはなりません。

 

 

comp_param_ratio.jpg

 

例えば、この画面では、赤枠の部分Ratio(レシオ)2.00にしています。

 

右側の図形は、①の部分スレッショルドになります。

①の部分から上の音が、図形のように半分(1/2)に抑えられる、という感じになります。

(厳密には1/2にならないのですが、ここでは1/2になると覚えてOKです)

 

 

実際に波形で見てみましょう。

 

comp_param_ratio_wave.jpg

 

 

左側の波形は、コンプレッサーをかける前です。

赤い線の間の広さを見てください。

 

コンプレッサーをかけた後の波形が、右側です。

赤い線の間の広さが、大体半分になっていますね。

 

これが、コンプレッサーのレシオの意味です。

 

 

 

Ratio(レシオ)の決め方

 

ここでは、ごく簡単に、歌ってみたの録音音源を使った場合を考えます。

 

レシオは、それぞれの歌い手さんボーカルによって違います。

 

それでも、一応セオリーみたいなものがあるので、

紹介しておきます。

 

大体、女性ボーカルの場合は、レシオは2.00あたりに設定します。

 

これは、女性の方が声量が大きくないからです。

なので、普通より声量のない(もしくはウィスパーで歌う)方の場合は、もっと小さく設定します。

逆に声量の大きい方の場合は、もっと大きく設定します。

 

 

男性ボーカルの場合は声量が大きいので、レシオは、大体2.00~4.00くらいに設定します。

もっと大きく設定することもあります。

 

 

 

Attack(アタック)

tumiki.jpg

 

アタックは、コンプレッサーのかかりはじめを遅くさせるパラメーターです。

 

アタックは一番小さくすると、音量がスレッショルドに届いた時に、すぐにコンプレッサーがかかります。

 

これを、アタックの値を大きくすることで、

かかりはじめを遅くできます。

 

アタックの単位ms(ミリセカンド)です。

(ミリセカンド=千分の一秒)

 

 

図で見てみましょう。

 

comp_param_atack_model.jpg

 

 

アタック0msに設定した場合、

①のところすぐにコンプレッサーがかかります。

 

 

これを、アタックを少し遅くして、20msにすると、

②のところまでコンプレッサーがかかるのが遅れます。

 

 

ではなぜ、コンプレッサーのかかり始め遅くさせるのでしょうか?

 

 

アタックを一番小さくすると、ボーカルの音が平坦になりすぎて、

つまらない音になることがあります。

 

 

そうした場合、アタックを少し遅くすることで、

コンプレッサーのかかりがほんの少し遅くなり、

音が活き活きしてきます。

 

音が少し平坦に聞こえる時、アタックを遅くすることで抑揚を強くすることができます。

 

逆に、アタックを遅くし過ぎると、ほとんどコンプレッサーがかかっていない状態になるので、注意しましょう。

 

 

アタックを遅くすると、当然スレッショルドに届いた音が大きいまま少しすり抜けるので、音量にも違いが出ます。

 

 

comp_param_attack_wave.jpg

 

この波形は、スレッショルドの説明の時に使った音楽を比較したものです。

 

 

左側が、アタックを0.1msに設定した場合です。

は大体レシオで設定した1/2になっていますね。

 

対して右側は、アタックを20msに設定したものです。

レシオは同じ2ですが、音量が左よりも大きくなっているのが分かります。

 

アタックでコンプレッサーのかかり始めを遅くしたので、音が少しすり抜けているんですね。

 

 

 

Attack(アタック)の決め方

 

アタックの決め方は、セオリーのようなものはありません。

 

楽曲、歌い手の歌い方などによって、変わってきます。

 

 

最初のうちは、とりあえずアタック最速(0や0.1)にしておきましょう。

そして、コンプレッサーをかけた後ボーカルの音が、曲に対して平坦になり過ぎている場合は、少し遅くします。

 

 

ちなみに、楽曲が、ロック調や早い曲調のものはアタックは早めになります。

 

 

逆にバラードなど、スローテンポなものは、抑揚を伝えるため少し遅くします。

 

セオリーと言えるのはそのくらいでしょうか。

 

 

まとめ

note.jpg

 

スレッショルドは、この音以上の音量の音にコンプレッサーをかけたい、という、音のある大きさのことです。

 

スレッショルドを決める時は、どの部分を基準にして音を揃えたいのか、を先に決めましょう。

基準にする音は、楽曲やボーカルの中で、聴いていてバランスが良く気持ちよい所です。

 

レシオは、スレッショルドより大きい音を、どのくらい小さくするかという割合のことです。

 

アタックは、指定した分だけ、コンプレッサーのかかり始めを遅くします。

 

コンプレッサーは、歌ってみたのカラオケMIXでは、あくまでボーカルをどうやって気持ちよく聞かせるかということのために使いましょう。

 

あまりいじり過ぎて、わけが分からなくならないように、できるだけシンプルにかけるのをオススメします。

 

 

「Aメロの音量にサビを合わせるために使う」

みたいな使い方で最初は充分です。

 

 

是非、実際にコンプレッサーを使って、試してみてください。

 

 

今回も画面はCubaseを使わせて頂きました。

 

 

 

さて、今回はここまでです。次回はコンプレッサーの残りのパラメーターについて説明します。

 

 

>次回 コンプレッサーのパラメータの意味が知りたい!2

 

 

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MIX   2013/12/01   WebMaster
タグ:DAW , MIX

2.かんたんなカラオケMIXの方法

blackmoment.jpg

 

録音が済んだら、次にカラオケMIXをしていきます。

 

 

この回では、MIXの流れを説明します。

ひとつひとつのDAWの使い方については説明しません。

 

 

流れをつかみましょう。

 

 

歌い手でも、多少はMIXの知識が必要なので、

のちのち、MIXerさんにやってもらうとしても、

何度かは、かんたんなカラオケMIXをやっておくことをオススメします。

 

 

MIXの知識は、MIXerさんにやってもらう時に、自分の要望を伝えるのにも役立ちます。

 

 

かんたんなカラオケMIXは、大体次の手順で行います。

 

  1. 音源からいらない音を削る
  2. 音をとりあえず大きくする
  3. 音量をそろえる
  4. ボーカルの音色を変える
  5. 聴こえにくい部分の音量を上げる
  6. リバーブをかける
  7. 全体を書き出す

 

 

 

音源からいらない音を削る

hasami.jpg

 

録音した音源だけを聞くと、余分な音が入っています。

プツッという音や、マイクに息がかかる音、

リップノイズ(口が出す余分な音)などです。

 

これらを、目立つ部分は削っていきます。

 

mix_cut.jpg

 

DAWにはハサミツールがついているので、

ツールを使って、余計な音が入っている所を切っていきます。

 

 

大体切り終わったら、他の細かいノイズ(余分な音)をとるために、

DAWに付いている専用の機能を使います。

ノイズゲートという名前になっているはずです。

 

これはノイズを目立たなくする機能です。

パラメータを設定する必要があるので、

良く分からなければ取りあえず飛ばしても構いません。

(かんたんMIXなので!)

 

 

 

音をとりあえず大きくする

 

次は、綺麗になった音源を、とりあえず大きくします。

これも、DAWについている機能を利用します。

 

ノーマライズや、正規化という名前になっているはずです。

 

mix_normalize.jpg

 

~dbという値の所を、とりあえず0にします。

0dbにすると、その音源の中で一番大きい音音量の100%として、

音源の全体の音量調節されます。

 

 

 

音量をそろえる

mix_comp.jpg

 

ボーカル音源は、そのままだと、

Aメロとサビの間などに音量差があります。

 

そのままだと音が埋もれたり、大きくなりすぎたりするので、

ボーカルの音量をそろえます。

 

ここで使うのがコンプレッサーです。

 

 

コンプレッサーに関して、効果がよく分からないという方は、

こちらの記事をご覧ください。

 

パラメーター具体的な説明別の回でします。

 

 

ここでは、コンプレッサーを使って、音量をそろえるということを覚えておきましょう。

 

コンプレッサーを使って、音量をそろえると、全体の音量小さくなります。

 

 

ボーカル聴こえが悪い場合は、

GainOutGainの部分を上げて、ボーカルきちんと聞こえるようにします。

 

 

 

ボーカルの音色を変える

mix_eq.jpg

 

楽曲のオケと、ボーカルの音量が丁度良くなったら、

ボーカルの音色を変えます。

 

いわゆるイコライジング(EQ)をします。

 

目的は、オケの中でもボーカルがきちんと聞けるようにすること、と、好みのボーカルの音色にする、ことです。

 

ニコニコでは、ボーカルは高音部分聞こえやすくしたイコライジングが好まれます。

 

 

設定は、ボーカルによって異なりますが、

一般的な男性ボーカルの場合、

200hz以下を数dbカットして、

8khz以上を数db上げると、それっぽい音になります。

 

(つまり、低音が少し削られ、高音のサラサラした空気感の強い音になります)

 

 

イコライジングに関する設定は、別の回でもう少し詳しく説明します。

 

 

 

聞こえにくい部分の音量をあげる

mix_env.jpg

 

オケとボーカルの音量をそろえて、

ボーカルの音色を聴こえやすくしても、

まだ聞こえにくい部分が残ります。

 

例えば、オケがいきなり大きくなる部分と、

ボーカルの入りが重なっていたりすると、

ボーカルが聞こえにくくなりがちです。

 

そういう場合は、入りの聞こえにくい部分だけ音量をあげて、

聞き取りやすくします。

 

もちろん、逆にオケがいきなり小さくなる部分などで、

ボーカルが目立ちすぎる場合は、

ボーカルの音量を落としたりします。

 

 

 

リバーブをかける

mix_reverb.jpg

 

MIXの仕上げとして、リバーブをかけます。

 

最初は、リバーブを1つ1つのトラックインサートしてしまうことがありますね。

 

リバーブは基本的にFXチャンネルを追加して、

そこにまとめます。

 

 

mix_fx.jpg

 

FXチャンネルの追加は、大体トラックの追加と同じ場所や、

MIX編集画面のような所にあります。

 

追加したら、他のボーカル類が、FXチャンネルに向かうようにします。

 

mix_send.jpg

 

各トラックの中にSends(センド)という設定ができる部分があるので、

そこで、追加したFXチャンネルを選択します。

 

 

ここでは、先ほど追加したFXチャンネル「リバーブ」という名前を付けて、

そこに、ボーカルトラック向かうように設定しています。

 

そして、このFXチャンネルインサートとして、

リバーブを入れます。

 

mix_reverb.jpg

 

 

こうすることで、全体のリバーブ1つにまとめられます。

また、リバーブを1つにまとめることで、全体のリバーブ自然な感じになります。

 

 

リバーブは、特別な楽曲はのぞいて、

かかっているかいないか、分からないくらいしかかけません。

 

多くの楽曲は、好みもありますが、プレート(Plate)リバーブなどのシンプルなものを使います。

(ディレイについてはここでは省きます)

 

ここまで出来上がれば、かんたんMIXとしては完成です。

あとはこれを、書き出します。

 

 

 

全体を書き出す

mix_mixdown.jpg

 

かんたんMIXが出来上がったら、これを書き出します。

 

書き出す時は、waveファイルが基本です。

 

サンプリングレート:44.1khz

ビット深度:16bit

 

ステレオで書き出しましょう。

 

これで完成です!

 

流れはつかめましたでしょうか。

 

 

 

まとめ

note.jpg

 

カラオケMIX基本中の基本は、

ボーカルがきちんと心地よく聞けるようにすることです。

 

MIXerさんによって、色々意見が違う部分があったりしますが、

どんなMIXも、

 

音楽を気持ちよく聞けるようにする

 

という部分では、一致しています。

 

 

個人によって心地よさに違いがあるので、意見に差が生まれます。

 

ですから、かんたんMIXをする際にも、

 

自分が心地よく聞ける音楽

 

を目指して作りましょう!

 

 

今回は、かんたんMIX参考画面として、Cubaseを使わせて頂きました。

Cubase歌い手界隈では一番使われているDAWです)

 
 

同じ機能フリーのDAWでもほぼついていますので、

それぞれのDAWで探してみてください。

 

他にも色々なDAWについて知りたい人は、こちらの記事をご覧ください。

 

さて、次回は、分かりにくいコンプレッサーの使い方について説明します。お楽しみに!

 

 

>次回 コンプレッサーのパラメーターの意味が知りたい!

 

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MIX   2013/11/28   WebMaster
タグ:DAW , MIX

1.誰でも分かるコンプレッサー超入門

greengirl.jpg

 

MIXを説明する時に、

どうしても通る道が、コンプレッサーです。

 

 

だけど、これって凄く分かりにくいですよね。

 

 

音楽関係に携わったことのない人にはさっぱりです。

 

 

なので、今回はコンプレッサーはどういうモノなのか、

できるだけ簡単に説明したいと思います。

 

 

この回では使うパラメーターなどの説明もしません。

コンプレッサーはどういう効果を持っていて、

どういう風に使うのか、

ということだけ説明します。

 

 

 

コンプレッサーを使うと何がどうなるの?

kaiga.jpg

 

コンプレッサーを説明しているサイトの多くは、

コンプレッサーは、「音を圧縮するエフェクター」と説明しています。

 

 

分かる人にはわかるのですが、

多くの人は、圧縮と言われても良く分かりません。

 

 

 

もっと簡単にこれを言い換えてみると、

コンプレッサーとは、

「音量を小さくするエフェクター」です。

 

 

 

音量を小さくするだけなら、ボリュームを下げればいいじゃん!

ごもっともです。

 

 

 

なので、もうちょっとだけ詳しく言い換えると、

コンプレッサーは、

 

ある音量より音が大きい部分だけの、音量を小さくするエフェクター」です。

 

(細かく言うと少し違うのですが、ここではこれで充分です)

 

 

 

いきなり分かりにくくなりましたね。

では実際に波形を見ながら説明しますね。

 

 

 

 

おおもとの音源の波形がこちらです。

 

comp_base.jpg

 

波形の小さい部分と、大きい部分がありますね。

 

 

波形は小さい所が音量が小さく

大きい部分が音量が大きいので、

赤い部分の差が、音量の差ということになります。

 

 

 

これにコンプレッサーかなり強くかけてみました。

 

comp_comp.jpg

 

元々音量が大きかった後ろの部分の音量が、

かなり小さくなったのが分かりますね。

 

 

それに対して、前の部分の、元々音量の小さかった部分は、

あんまり変わっていません

 

 

 

つまり、前の音量の小さい部分よりも大きい音の、

音量を小さくした、のです。

 

 

これが、コンプレッサーの効果です。

 

 

では、これをなぜ皆さんが使うのでしょうか?

 

 

 

 

コンプレッサーで具体的に何をするの?

pastel.jpg

 

 

歌い手にとって、コンプレッサーは、

録音したボーカル音量をそろえるためのものです。

 

(他にも得られる効果はありますが、

この回ではこれだけで充分です)

 

 

録音したままの音源だと、歌には抑揚があるので、

イントロは少し小さくサビ大きい

という風になります。(例外もありますが)

 

 

 

これをコンプレッサーを使って、

音量をそろえてあげるのです。

 

 

 

でもなぜ、音量を小さくすることが、

音量をそろえることになるのでしょうか?

 

 

 

また先ほどの波形を見てみましょう。

 

comp_base.jpg

 

これが元の音源の波形です。

 

 

 

ちなみにこれを、そのまま音量を大きくするとどうなるでしょうか?

やってみました。

 

comp_volup.jpg

 

音量を大きくしただけなので、

当然前の部分と後ろの部分の音量はだいぶ違いますね。

 

 

 

 

では、先ほどのコンプレッサーかけた後の波形を見てみましょう。

 

comp_comp.jpg

 

 

こちらの方の音量大きくすると、どうなるでしょうか。

 

 

comp_compup.jpg

 

 

単に音量を大きくしただけの音源よりも、

一端コンプレッサーをかけた音源の方が、

全体の音量がそろっていますね!

 

 

 

こんな風に、コンプレッサーをかけて、

ある音量以上の音の音量を小さくすると、

音量をそろえることができます。

 

 

そして、それをその後で、また音量を大きくして、

ボーカルとして全体がきちんと聞けるようにします。

 

 

 

ちなみに、コンプレッサーの記事を読んでいると、

良く出てくる、「音圧をかせぐ」というのも、

この機能を利用したものです。

 

 

もともと音の小さい部分に、一端音量を合わせて、

それから、また大きくすることで、

音圧をかせぐことができるんですね。

 

 

 

 

まとめ

note.jpg

 

コンプレッサーは、音量を小さくするためのエフェクターです。

 

 

もう少し詳しく言うと、

ある音量より大きい音の音量を、小さくするエフェクターです。

 

 

 

コンプレッサーは、歌ってみたでは、

録音したボーカル音量をそろえるために使います。

 

 

みなさんもぜひ、コンプレッサーを試してみてください。

 

 

 

 

今回は以上です。

次回は、録音した音源オケかんたんにMIXしていきたいと思います。

 

 

>次回 かんたんなカラオケMIXの方法

 

 

 

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MIX   2013/11/25   WebMaster
タグ:DAW , MIX

話題のStudio One Freeを使ってみた。

studioone.jpg

 

最近話を良く聞くようになった、StudioOneFreeというDAWを使ってみました。

Freeはフリーソフトなので、もちろんお金はかかりません。

 

 

結論からお話します。

フリーとしては、機能的にかなり使えるレベルだと思います。

歌い手が、歌ってみた用に録音と簡単なMIXをするくらいなら充分です。

 

 

有料DAW機能制限版(LE版)と比較すると、

トラック数、インサート数、センド数、FXチャンネル数が無制限

というのは魅力的だと思います。

 

 

ただし、一番のネックは、

 

VSTプラグインサポートされていない

 

ということと、

 

最初から付属しているエフェクト8つしかない。

 

ということだと思います。

 

 

特にそのエフェクトの中に、コンプレッサーがないので、

 

歌ってみたとして、きちんとMIXしてアップしようと思うと、厳しいです。

 

そこらへんがフリーソフトとしての限界なのでしょうか。

 

 

StudioOneFreeには、上位版があります。

 

 

の三つです。

 

 

どれも有料になりますが、Producer以上では、VSTがサポートされているので、

きちんと色々なエフェクトが利用できます。

 

StudioOneの機能対照表こちらから。

StudioOneの操作のチュートリアルこちらから、どうぞ。

 

 

 

SturioOneFreeを歌ってみたで使うとしたらどんな感じ?

 

以上を踏まえた上で、StudioOneFreeを歌ってみたで使うなら、

どんな感じなのか、ざっと見てみたいと思います。

 

歌い手視点なので、MIXerさんが必要とするような所までは見ません。

 

 

 

studioonetop.jpg

 

StudioOneのトップページ。

新規ソングを作成という所から、プロジェクトを開始します。

 

アーティストプロフィールを設定できる所がちょっと面白いです。

 

 

 

 

studioone_effect.jpg

 

赤枠の所に付属のエフェクトが表示されています。

MixVerbというリバーブのエフェクトを選択した状態です。

 

Free版ではこの8つしか使えません。

 

想像していたよりプリセット多かったのには驚きました。

 

 

 

 

studioone.jpg

 

画面は他のDAWもそうですが、Cubaseに似ています。

 

非常に使いやすそうです。

 

すぐ慣れることが出来ると思います。

 

 

 

 

studioone_key.jpg

 

キーボードショートカットカスタマイズできるので、

他のDAWからの乗り換えも、割と楽そうです。

 

CubaseLogicProtoolsは、

最初からマッピングできるようになっていました。

 

もちろんキー1つずつカスタマイズできます。

 

 

 

 

studioone_env.jpg

 

エンベロープ専用のボタンがあり、

エンベロープ書き(音量調整とパン振り)がすぐ出来るようになっていました。

 

ぱっとこの二つが出せるのは良いですね。

 

 

 

 

studioone_ins.jpg

 

インサートとセンドは、トラックのMIX画面で入力できました。

 

バイパスが、アイコンから出来ないような感じでした。

一端インサートの詳細を開いて、

その中からバイパスをチェックするようです。

 

アクティベートのアイコンがあるので、

こちらを使ってしまいそうだと感じました。

 

 

 

 

studioone_fx.jpg

 

FXチェンネルの追加がセンドの先にありました。

 

下部のMIXの画面右クリックしてもFXチャンネルの追加ができるようです。

 

 

インサートとセンドの表示非表示が、マウスのダブルクリックなので、

若干使いにくいような気がします。

 

 

 

 

studioone_exp.jpg

 

ミックスダウンの画面です。

 

この画面で細かい出力トラックのオンオフを決められないようなので、

事前にミュートなりしておく必要があるようです。

 

また、Free版では、MP3ファイルの書き出しオプションがありません。

 

MP3ファイルにしたい場合は、別途アプリを使う必要があります。

 

 

 

 

まとめ

note.jpg

 

StudioOneFreeは、録音や簡単なMIXなら、十分使える素晴らしいDAWです。

 

 

ただし、FreeではVSTプラグインが利用できない

(特にコンプレッサーが使えない)ので、

ちゃんとMIXする場合は、上位版などを購入する必要があります。

 

 

編集画面Cubaseに似ていますし、

使いやすそうでした。

 

 

また、他のDAWからの乗り換えも、

それほど難しくないように感じました。

 

 

後は、これはなのですが、StudioOneは録音音質が良いという話もあります。

 

 

これらを参考に、まずFree版で録音やMIXなどをしてみて、

機能としてVSTプラグインを追加したいと考えるようになったら、

上位版の、ProducerProfessionalを買うのも良いと思います。

 

 

PreSonus プリソーナス 音楽制作 DAWソフト Studio One Producer 2

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MIX   2013/11/25   WebMaster
タグ:DAW , ソフト , MIX

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