オーディオインターフェースとマイクの間を繋ぐ、マイクケーブルは何を選んだらいいのでしょうか。
この回では、マイク用のXLRケーブルのオススメについてお話します。
うんちくは良いから、オススメのマイクケーブルを教えて欲しい、という方は、飛ばしてオススメのマイクケーブルに進みましょう。
注意ですが、コンデンサーマイクは全てXLR端子なので問題ありませんが、ダイナミックマイクの場合、ものによってはマイク側がフォーン端子の場合があります。
XLR端子というのは、
このような、接続部分に三つのオス/メスの差し込み部分があるものを言います。
フォーン端子というのは、
このような差す部分が一本のものを言います。
ケーブルは、ご自分のマイクの端子に合ったものを選びましょう。
この回では、XLRケーブルについてお話します。
一般的に、録音に使うようなマイクはXLRケーブルでつなぐようにできています。
ケーブルの種類によっては、
マイク側 XLRメス----------------------------フォーン オーディオI/F側
のように、オーディオI/F側がフォーンのケーブルもありますが、使用しているオーディオI/FでXLRが使えるのであれば、
マイク側 XLRメス---------------------------------XLRオス オーディオI/F側
のように、両方ともXLRで繋ぎましょう。
マイク側の端子がフォーンの場合は、ノイズはある程度我慢してください。
XLRケーブルは音質が良い?
一般的に、音質はフォーン端子よりもXLR端子の方が良いと言われています。
基本的にはその理解で良いと思います。(厳密には違いますが)
しかし、
- XLR端子なら全て、音が良いという訳ではない
という点には注意が必要です。
そのあたりの詳しいお話は、PRO CABLEさんのこちらのページをご覧ください。
細かい内容なので、機材について完全な素人の方には分かりにくいと思います。
凄くざっくりまとめると、
- XLR(バランス転送)端子のケーブルが音質が良い訳ではなく、バランス転送回路をケーブルの中に装備しているケーブルは音が良い
ということです。
もっとざっくり言うと、
- この形の端子のケーブルでも、実は、ケーブルの中身は音質が悪くなる構造で作られている(安価にできるから)というものが存在する。
ということです。
XLRケーブルの詳しい話を知りたい方は、googleで、「XLR バランス」などのキーワードで検索をかけると色々記事が出てくるので試してみてください。
こういうことはあってはならないことですが、現実にあるのだから、仕方ありません。
それはやっかいですが、多くの人が使っていて、定評のあるケーブルを使えば、まず間違いはありません。
では、次にオススメのケーブルを見ていきましょう。
オススメのマイク用XLRケーブル
コンデンサーマイクを使う場合には
や、
が、おすすめです。
(ケーブルの長さにご注意ください。ギリギリで頼まないようにしましょう)
オーディオケーブル市場さんへのリンクです。
PRO CABLEさんの方にも売っています。
ダイナミックマイクの場合は、
![]() |
もオススメです。
(ケーブルの長さにご注意ください。ギリギリで頼まないようにしましょう)
このあたりはそこそこ高価なケーブルになります。
もう少し安いケーブルが良い、という方は、
![]() |
このあたりをオススメします。
有名な、SoundHouseさんなどでも売っている凄く安価なケーブルがありますが、SoundHouseさんのカスタマーレビューにもありますが、安価なケーブルはやはり多少ノイズが乗ります。
そこまでノイズを気にしない、という方は安価なものでも構わないと思います。
しかし、やっぱり、ノイズが乗らないものは、そこそこのお値段になります。
そのあたりは、ご自分でご判断ください。
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