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ダイナミックとコンデンサーの7つの違い

【国内正規品】 SHURE SM58-LCE ダイナミックマイクロフォン

audio-technica サイドアドレスマイクロフォン AT4040 並行輸入品

 

左が代表的なダイナミックマイクの形です。

右が代表的なコンデンサーマイクの形です。

 

ダイナミックマイクとコンデンサーマイクの違いは、一体何でしょう?

 

 

違うところをまとめると

 

  • 仕組み
  • 録音できる音
  • 拾う音の範囲
  • 電源の必要性
  • 録音時の最大音量
  • 価格帯

 

の7つにまとめられます。

 

難しい話は置いておくとして、

両方のマイクのこの7つの点をみてみます。

 

 

 

ダイナミックマイクの特徴

 

  • 形 : カラオケとかライブで使いそうな形
  • 仕組み : 音の振動で声を録音できるようになっている。
  • 録音できる音 : 自分の歌声の特徴的な部分がはっきりする。
  • 拾う音の範囲 : マイクの目の前だけ("単一指向性"といいます)
  • 電源の必要性 : なし
  • 録音時の最大音量 : 低め
  • 価格帯 : 安め

 

 

 

コンデンサーマイクの特徴

 

  • 形 : スタジオとかお笑いの漫才で使いそうな形
  • 仕組み : 音の振動+静電気で声を録音できるようになっている。
  • 録音できる音 : 自分の歌声の高音が綺麗に録音できる。
  • 拾う音の範囲 : マイクの周囲全て("無指向性"といいます)
  • 電源の必要性 : あり("ファンタム電源"が必要)
  • 録音時の最大音量 : 大きめ
  • 価格帯 : 高め

 

 

ただし、仕組みや電源の有無以外は、

例外もあるので注意してください。

 

 

形とか仕組みはおいておくとして、

その他の違いは、使う側にとっては大切ですよね。

 

 

特に録音できる音と、拾う音の範囲電源の必要性は凄く大切です。

 

 

そこを、もうちょっとだけ細かく説明してみます。

 

 

 

 

マイクの種類の選び方

mic1.jpg

 

 

まずとれる音ですが、これは録音やライブの時に、自分の声をどう聴いてもらいたいか、で選びます。

 

  • 自分の声の特徴的な部分を活かしたい人は、ダイナミックマイクを選びます。
  • 自分の声の高い所の透明感を大きくしたい人は、コンデンサーマイクを選びます。

 

 

(ただし、実はどちらのマイクも、高いものにはあまりがありません)

 

 

 

次に、拾う音の範囲は、使う環境で選ぶと良いと思います。

 

  • 静かな場所や、録音がメインで使用する場合は、コンデンサーマイクを選びます。
  • 周りの音が入る場所や、ライブがメインで使用する場合は、ダイナミックマイクを選びます。

 

 

 

そして、電源の有無ですが、これも使う環境で選びます。

 

 

  • 電源がとれる所(自宅など)ならば、コンデンサーマイクを選びます。
  • ライブハウスなど、電源がとれない場合は、ダイナミックマイクを選びます。

 

 

これは自宅ならコンデンサーを選ぼうと言っている訳ではありません。

単純にライブハウスとかだコンデンサーが使えないことが多いということです。

 

 

 

 

まとめ

matome.jpg

 

こうしてみてみると、やっぱり両方のマイクに得意分野があるので、

どちらの方が絶対に良いということはありません。

 

 

それぞれの条件に合わせて使うのが一番いいので、ですからやっぱり多くの歌い手さんは、イナミックもコンデンサーも、両方持っていますね。

 

 

もし余裕があれば、両方ともそろえてみてもいいかもしれません!

 

 

 


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録音   2013/11/01   WebMaster
タグ:録音 , 機材

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