前回に引き続き、歌ってみたの録音にまつわるエトセトラをお送りします。
エトセトラの1については、こちらになります。
エトセトラでは、録音の時に綺麗に録る準備やコツを記事にしています。
良かったら参考にしてください。
ポップガードを使う。
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ポップガードは、歌っている時に口が出す余計な音をカットしてくれます。
唇や舌が出してしまう音や、マイクに直接息がかかるのを防いでくれます。
オーディオ・インターフェースを使って、ノイズが入らないようにしているのであれば、なおさら、ポップガードは使っておいた方がいいです。
金額も結構安めのモノが多いので、負担になりません。
ぜひ、使っておきましょう。
ハモリの覚え方
歌ってみたで、歌を覚える時に、ハモリを覚える必要があることがあります。
ハモリは、多くの人は既にニコカラなどに上がっている動画などで、
「ハモリあり」や「コーラスあり」
となっているものを使って、ハモリやコーラスの部分を覚えます。
それ以外の部分で、ハモリを入れたいという場合は、
メインボーカルのメロディラインから、三度上や三度下のメロディを入れると、ハモリになります。
三度上、とか三度下、というのはメインのメロディラインから、
- キーを三個上げたメロディ (三度上)
- キーを三個下げたメロディ (三度下)
のことを指します。
ただし、そのまま三個上げたり下げたりしても、幾つか不協和音になってしまう部分が出てきてしまいます。
そういう場所は、出来ればピアノの鍵盤などを使って、
ちゃんとハモリになる音を探すようにすると良いです。
ピアノや楽器のキーボードがない場合は、フリーのソフトで確認すると良いです。
たとえば、RanbowKeyborad みたいなフリーソフトがあるので、こういったフリーソフトを使いましょう。
音感の少し良い人は、なんとなくこの音という感じで簡単にハモれたりします。
ただ、そのまま録音すると、ハモリがアバウトになってしまうので、出来れば、なんとなく分かっても、一度、音をきちんと確認しておくことをオススメします。
自分でオケをキー変更する簡単な方法
ボカロの楽曲はキーが高いものが凄く多いです。
そのまま歌える場合は良いですが、キーを変更したい場合がありますね。
オケのキーの変更をしたい場合は、一番簡単なのは、
を使うことです。
フリーソフトですので誰でも使えます。
ただし、このソフトでキー変更したものを、オケとしてそのままMIXerさんに渡さないように注意してください。
細かい説明は省きますが、
このソフトでキー変更したオケは少し音が悪いです。
練習や録音自体は、このソフトで変更したオケでやって大丈夫ですが、キー変更をした歌ってみたを投稿したい場合は、使うオケに関してはMIXerさんに相談しましょう。
PITCH SHIFTER! について、ちょっとだけ説明しておきます。
PITCH SHIFTER! では、シフト間隔という所を動かして、キーの変更をします。
①の赤枠の所ですね。
semitone という所のツマミを動かします。
左に動かすとキーがマイナス(フラット)されます。
右に動かすとキーがプラス(シャープ)されます。
これで、キーの変更を行ってください。
次に②の赤枠の所を見てください。
クオリティ設定の、FFT幅とオーバラップ数というのは、
とりあえず、両方とも、
数字を大きくすればするほど音が良くなる
と覚えておけば良いです。
ただ、使っているパソコンによっては、処理が重くなってしまうので、
重くなってしまう場合は、値を少し小さくするなどしてください。
さて、これで取りあえず、歌ってみたの録音にまつわるエトセトラは終わりです。
次回は、歌ってみたの録音の実際について説明します。
>次回 歌ってみたの録音の実際
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