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ボイトレの盲点

執筆者:孔明

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「歌が上手くなりたい」

 

音楽を目指す方は一度は考えたことがあると思います。

 

そうすると、どのように訓練をすれば良いのか?

色々な意見がいっぱい有り、何から手をつければ良いのやら迷う人も多いと思います。

 

また、教わっても、その真意がわからなくて曲解したまま訓練すると

なかなか、上手くなりません。

 

そこで私の体験を用いて、実際、私が勘違いしていたことを例に

上達法を書きたいと思います。

 

 

【腹から声を出すことは力むことではない】

 

よく、「お腹から、声を出す」という言葉がありますが

この言葉を聞くと大声を出すと勘違いする人が多いようです。

 

イメージ的には、腹式呼吸に声を乗せていくというのが

正解に近いかもしれません。

 

腹式呼吸は実は眠っている状態が腹式呼吸になっており

つまり、リラックスした状態で出るものなのです。

 

それに声を乗せる形になるわけですから力んだ大声と違うことが

イメージできると思います。

 

鼻から息を吸って、少しずつ吐く息に声を乗せていく

そうすると自然と身体を通った力みのない厚みのある声に仕上がっていくと思います。

 

 

【歌には意外と足が大切】

 

足?

声なのに?

 

そう、声なのにです。

これは、実は身体のバランスの問題なのです。

 

身体のバランスが悪いと実は、バランスに知らないうちに気を取られ、声が不安定になってしまうのです。

 

そこで、オススメしたいのが、足の指のグーパー運動。

足の指を広げたり、閉じたりすることで足の指で大地を支えることができバランスが良くなるのです。

 

例えて言うなら、逆立ちをするとき、あなたは手の指を閉じますか?

それとも、広げますか?

 

指を広げたほうがバランスを上手く取れますよね。

 

それと同じで足の指で、しっかりと地面を支えることで身体を、しっかり支えることができるので

それだけ声にも安定感が生まれるのです。

 

 

【声は音を探すより、音に上から乗せて当てはめていく】

 

音程がうまく取れない人の特徴は、実は歌いながら音を探していることが多いのです。

その為、知らないうちに音が半音下がったりする傾向が多いようです。

 

ですのでドの音が出すならドを、レの音が出すならレを、しっかり出していくことが大切です。

 

半音下がる人の特徴は下の音(ドの場合はド♭)から当てはめようとする人が多いので、下の音から当てはめるより

上の音(ドの場合はド#)から乗せるように当てはめると綺麗にはまりやすく、音が綺麗に聞こえやすくなるのです。

 

 

私自身、声だけを鍛えれば良いと考えていました。

実際、下から音を拾って音を外し、力んで声を出していました。

 

どうして上手くならないのだろうと悩んだ答えは間違った解釈にあったのですね。

だから正しい知識での訓練が大切なのだと思います。

 

自然で厚みのある声、綺麗な音階、安定した声

それに、あなたの歌への想いが加われば、きっと素晴らしい歌声が響き渡っていくでしょう。

 

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歌唱力向上   2013/12/04   WebMaster

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